クリスマス募金
2024年度クリスマス募金 のご報告
2025年6月に、受付に設置していた、2024年度クリスマス募金(3万円)を、Aちゃんのお母さんとお子さんに渡すことが出来ました。会員の皆さんが募金して下さったものです。とても困難な家庭の事情があり、こちらに来ることも会うことも難しかったのですが、ようやく会ってお渡しすることが叶いました。皆さんのご支援ありがとうございました。今年も、2025年クリスマス募金箱を設置しています。まだ、特定の誰かと決まっていませんが、必要と思われる親子へクリスマスの時期にお渡ししたいと願っています。
2024年度クリスマス募金

「Aちゃんの いのちの祈り にこたえよう!」
2024年は「ははごころ」に書いたAちゃんの病気の親と障害のある弟のために募金をしたいと思います。受付に募金箱があります。また、リサイクル(金物、エコキャップ)での支援もできます。ご支援お願いします。
…「遅れない 愛 」のために。
FUKUSHIMAいのちの水新聞 2024年4月号『ははごころ』より
「遅れてしまったサンタクロース」
新しい学年が始まり、子供達はワクワクドキドキしている
ことでしょう。振り返ってみると、子育てはいつも新学期、
ドキワクドキワクの連続でした。喜びはもちろん大きいので
すが、視界の色が無くなってしまうような時もありました。
数年前から時々水と食料を貰いに来る子供がおりました。
病気の親を支えているヤングケアラーのようでした。年以上
に賢く、いつも親をかばって私と話をしました。その様子を見
て、私は危惧感を覚えました。大人に話す話を、子供を通してし
なければならないのです。私は必要以上のアドバイスを控え
て、食糧支援だけをすることにしました。
年が開けてしばらくして、久しぶりに食料を貰いに来まし
た。幾日か後、親からのメールは、その子が自殺したという
知らせでした。
” ひとりの子のいのちを救うために” 私達はこの働きをし
ています。それなのに、手の中からこぼれるように、苦しんで
いる子を助けることも出来ないのです。その子なりの、その家
なりの事情はあることでしょう。でも、その子の窮状は見えて
いたのです。
私は妻と話すことがあります。「私達の人生の半分は、子育
ての喜びだったね」と。もし子供を失ったら、自分の人生の大
きな何かが無くなってしまうでしょう。サンタは、その子の所
に行くのが遅れてしまいました。
3.11 から 13 年、元気に成長してゆく子供のいのちを見るの
は私達の喜びです。そしてそれ以上に尊く思うのは、失われた
子供のいのちです。サンタは遅れてしまいましたが、その子の
最後の笑顔はサンタの中に生きています。…さあ、Aちゃん!
今日もそりに乗って、子供達の所に、
食べ物を配りに行きましょう。
サンタ
2023年度クリスマス募金のご報告
Kちゃんにクリスマスを!は、皆様のご協力で目標の5万円を超える69,134円に達しました。
今回は、お母さんが重い病気で入院中のため、養護施設で生活している二人の姉妹への支援金として使わして頂くことに致しました。個人情報のため、詳細にはお伝え出来ませんが、Kちゃん姉妹の保護監督者であるTさん(郡山市内在住)に、姉妹の養育資金として5万円を贈呈し、その監査
を当会の監査である菅野仁一氏と3.11から継続してNPO支援を続けて下さっていいる渡辺香織さんにお願いし承認を得ました。残金は2024年も継続して保護者のいない子供にクリスマスをという募金を行い、育児支援金として贈呈する資金の一部といたします。本年からは、会員の皆様からのご意見をもとに、支援者を選定するなど、改善してゆきたいと思います。皆様の心温まるご協力を心から感謝すると共に、募金活動の御報告を申し上げます。
NPO法人FUKUSHIMAいのちの水 理事長 坪井永人
2023年度クリスマス募金
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